すっかり秋になり、年末もあっという間に来てしまいそうですね。今年のクリスマスはお家で素敵に過ごしてみようと考えている人も多いかもしれませんね。
テーブルをセッティングしようとすると、カトラリーは全体のコーディネートの中で意外と大事な役割と感じませんか?
今回は、大橋洋食器でカトラリーの要となっているロングセラーのオリジナルブランド「Samuraiサムライ」をご紹介します。
カトラリー Samurai
Samuraiはシンプルな形の中にステンレスの素材美を生かした現代感覚あふれるカトラリーです。発売から15年以上経った今でも、新進気鋭なホテル・レストランから一般のご家庭まで選ばれ続けています。
2003年から当社の先代社長の大橋厚男(故人)が中心となって全国食器会で企画し、カトラリートップメーカーであるLUCKYWOOD(ラッキーウッド)に製造委託をしました。日本が世界に誇る新潟県燕市の超一級の金属加工技術によるMade in Japanのカトラリーです。
持ってみると素材の良さと上質な重みを感じられます。素材は高品質の18-10ステンレス。金気をほとんど感じさせません。また銀や洋白銀器のように変色せずメンテナンスがほとんど不要、価格もリーズナブルな点が選ばれる理由の一つになっています。
…ステンレスの配合率について
ステンレスは鉄とクロム・ニッケルの合金です。鉄は金気を感じますが、クロムとニッケルの配合率によって金気が少なくなります。例えば「18-10」という表記がある場合、鉄に18%のクロムと、10%のニッケルを混ぜたステンレスということを意味しています。
高品質なものは「18-8」から「18-18」というもの(更に上も)があります。数字が大きいほど金気はなくなります。錆などの発生率も極めて低く、耐食性・耐久性が大幅にアップします。ただし、配合率を上げると値段が高くなるのはもちろん、硬度が増して加工性が悪く冷たい色味になってしまうことがあります。
Samuraiの形状は上の写真を見ると分かりやすいのですが、侍の刀のように長い持ち手が特徴です。
スッと細く長い持ち手は末端に向かってなだらかに広がり、握りやすさと美しさの両方を兼ね揃えています。
肌に吸い付くようななめらかな質感と上質な重みを体感することができます。
色々なテイストの食器に合わせやすく、非常に多くのホテルやレストランでお使い頂いていますが、ご家庭でもミディアムナイフやフォークなどからSamuraiを揃えてみても使いやすく洗練されたコーディネートができますよ。
カトラリーのおもてに18-10 JAPANとLUCKYWOODの刻印があるヨーロピアンスタイルも特徴の一つです。
製造の現場です。11以上の工程を一つ一つ手作業により仕上げています。
滑らかで美しく磨き上げられた一つ一つをぜひお手に取って見ていただきたいと思います。
使い心地の良さと飽きのこないシンプルかつ美しいデザインをお楽しみ頂けます。
Samurai以外にも燕三条の素晴らしいカトラリーはたくさんあります。この年末はご自宅でカトラリーを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
今回のコラムは「Samurai ミラー」をご紹介しました。
この他に「Samuraiブラック」「Samuraiマットゴールド」「Samuraiアンティークゴールド」「Samuraiマットシルバー」がございます。また別の機会にコラムでご紹介しますね。
Samurai ミラー → https://ohashijapan.com/collection/samuraiseries/samuraimirror.html
Samurai シリーズ全体 → https://ohashijapan.com/collection/samuraiseries.html
Samurai ブラック